院内報「くすのきの木陰から」(第1号) 発行に寄せて
*発行に寄せて
私が卒業した小学校の校庭にあった大きな「くすのき」がクリニックの名前の由来です。雲をつくような大きなくすのきに見守られながら遊び、その木陰にホッとした思い出がずっと心にありました。いつか地域の皆様が安心してくつろげる、あの「くすのき」のようなクリニックを作りたい、という夢がありました。
クリニックを開設してアッという間に21年が経ちました。振り返ってみると、地域の皆様のクリニックに寄せてくださる思いと、一生懸命力を尽くしてくれるスタッフが「くすのき」そのもので、その木陰で憩わせてもらっていたのは私だったのです。
今、時代は、心身の健康を維持することが次第に困難になってゆく方向に進んでいるように思います。農薬や化学肥料による食品の汚染、排気ガスや放射能による環境汚染は、健康のおおもとである食事や生活環境を脅かしております。これらをこのままにしておいては、医療費が増大するばかりで、いずれ立ち行かなくなることでしょう。
これから私達がとるべき道は、日常生活の中でいかに賢い選択をしてゆくか、ということではないかと考えます。どのような食品を選んだら今の自分の体によいのでしょう?また何を積極的に行い、何を控えれば良い生活環境を維持できるのでしょう?日々の診療の中でお話しさせて頂いておりますが、「くすのき」の木陰で憩わせて頂いたことへの感謝の気持ちを込めて、この院内報「くすのきの木陰から」の中で、最新の情報も交えて少しまとめてお話しさせて頂けたら、と考えました。これからも皆様に更に健康ではつらつとした生活を送って頂くために!
院長 廣部 芳晴
<おしらせ>
*インフルエンザワクチンの予防接種につきましては、供給量不足のため多くの皆様の予約をキャンセルさせて頂くことになってしまい、大変ご迷惑をおかけ致しました。深くお詫び申し上げます。一日も早く、全ての希望する方に接種頂けますよう関係各方面に働きかけておりますが、先日この間の事情についての院長の投稿が新聞に掲載されましたので、裏面に転載させて頂きます。
*「手洗い」、「うがい」、「マスク着用」の励行で、コロナ、インフルエンザをしっかり予防しましょう!
*「密閉」「密集」「密接」の3密を避けながら、できるだけ体を動かしましょう!
*発熱のある方は、受診前に連絡をお願いします。
045(833)5855 くすのきクリニック